シフト・予定
夜職・個人で働く人のシフトの決め方 予定の入れすぎとダブルブッキングを防ぐコツ
公開・姫カレンダー編集部
来月のシフトを出す時期になると、「とりあえず空いている日を全部入れる」になっていませんか。そのまま予約が重なり、疲れがたまり、気づいたら同じ時間に 2 つの約束が入っていた……ということも起こりがちです。
この記事は、夜職・ナイトワークで個人で指名を取っている人や、サロン・セラピストなど個人で働く人に向けて、シフトの決め方と、予定の入れすぎ・ダブルブッキングを防ぐコツをまとめました。決める順番を少し変えるだけで、ずいぶん楽になります。
シフトを決める前に見ておく 4 つ
シフトは、空いているところに仕事を入れていくより、先に「入れないところ」を決めるほうがうまくいきます。
- 休みと用事を先に入れる:休む日、通院や家族の用事、友だちとの約束を最初に書きます。空いたところに仕事を入れる順番にします
- 先月の記録から、入りやすい曜日と時間帯を見る:予約が多かった曜日・時間帯は、来月も残しておきます
- もう決まっている約束を確かめる:お客様との次の約束は、先に入れておきます
- 自分の体調の波を考える:疲れやすい時期は、本数を少なめにしておきます
体調の波は人それぞれです。疲れが続く、眠れない日が続くといったときは、無理をせず医療機関に相談してください。
先月の記録の見方
先月の予約を曜日と時間帯で数えるだけで十分です。
| 曜日 | 早めの時間 | 遅めの時間 |
|---|---|---|
| 月〜木 | 少ない | ふつう |
| 金 | ふつう | 多い |
| 土 | 多い | 多い |
| 日 | 少ない | 少ない |
この例なら、金曜の遅めと土曜はしっかり入れて、日曜は休みにする、という決め方ができます。1 か月だけでなく 2〜3 か月分を見ると、傾向がはっきりします。
予定の入れすぎを防ぐ「余白」の作り方
予定は、ぎりぎりまで詰めると 1 つずれただけで全部が崩れます。最初から余白を作っておきます。
- 予定と予定のあいだに 30 分:移動・準備・休憩のための時間です
- 週に 1 日は何も入れない日を作る:予定がずれたときの受け皿にもなります
- 1 日の上限を決めておく:「1 日◯本まで」を自分で決め、それ以上は入れません
上限は、疲れた日の自分に合わせて決めるのがコツです。元気な日に合わせると、続きません。
断るときの言い方を用意しておく
余白を守るには、上手に断ることも必要です。理由をくわしく話さなくても大丈夫です。代わりの日を出すと、相手も気持ちよく受け取れます。
ダブルブッキングを防ぐ 3 つのルール
予定が重なる原因の多くは、書き方のくせです。次の 3 つを守るだけで、ずいぶん減ります。
- 予定は 1 か所にまとめる:手帳とスマホ、カレンダーとメモのように分けて書かない
- その場で入れる:「あとで書こう」が重なりのもとです。約束したら、すぐに書きます
- 開始と終了の両方を書く:終わりの時間がないと、次の予定と重なっていても気づけません
「まだ決まっていない予定」は、頭に「仮」と付けて書きます。決まらなかったら、すぐに消します。仮の予定を残したままにすると、空いている時間が見えなくなります。
0 時をまたぐ予定の書き方
夜の仕事では、23 時から翌 1 時までのように、0 時をまたぐ予定がよくあります。これを「翌日の 1 時」として次の日の欄に書くと、同じ日の予定なのに 2 つの日に分かれてしまい、重なりにも気づきにくくなります。
そこでおすすめなのが、0 時を過ぎても数字を続けて書く方法です。0 時を 24:00、1 時を 25:00、2 時を 26:00 と数えます。
| ふつうの書き方 | 続けて書く書き方 |
|---|---|
| 10/16(金)23:00〜10/17(土)1:00 | 10/16(金)23:00〜25:00 |
| 10/17(土)0:30〜2:00 | 10/16(金)24:30〜26:00 |
こうすると、「金曜の夜の予定」がすべて金曜の欄にまとまります。前の予定が 25:00 に終わるなら、次は 25:30 から、と余白も数えやすくなります。
よくある質問
シフトはいつごろ決めるのがいいですか?
休みと用事が分かった時点で、早めに決めておくのがおすすめです。お客様との約束も入れやすくなります。決めたあとで変えるときは、1 か所にまとめた予定を必ず書き直します。
1 日の上限は何本くらいにすればいいですか?
人によって体力も仕事の内容も違うので、決まった本数はありません。先月の記録を見て、「この本数の次の日は疲れが残った」という本数より少なめにしておくと安心です。
仮の予約はどう書けばいいですか?
頭に「仮」と付け、いつまでに決めるかも書いておきます。期限が来ても決まらなければ消して、空き時間に戻します。
25:00 のような書き方は、お客様に伝えるときも使っていいですか?
自分の予定を整理するための書き方なので、お客様には「夜 1 時」「翌 1 時」のように、ふつうの言い方で伝えるほうが誤解がありません。